• 及部和香(およべのどか)
    株式会社リクルートエージェント
    キャリアアドバイザー
    大手広告代理店の営業を経て、リクルートエージェント入社。
    広告部門専任のキャリアアドバイザーとして活躍後、現在は、
    キャリアアドバイザー支援部門にてサービス改善提案を行う。
  • 細井智彦(ほそいともひこ)
    株式会社リクルートエージェント
    転職力向上コンサルタント
    1983年、リクルート人材センター(現リクルートエージェント)入社。 キャリアアドバイザー、マネージャーを経て、現在は2万人以上が受講した 「面接力向上セミナー」を始めとするサービスの企画・講師を務める。近著に『転職面接必勝法』(講談社)。
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    灘高キムタツの、東大英語は怖くない!
 

今週のアドバイザー・細井智彦 思ったよりも残業が多すぎる……
 残業に限らず、条件面の交渉が苦手だという人は多いと思います。そして、面接の段階で条件面の話をしっかり詰めておかなかったために、転職後「こんなはずじゃなかった」と感じる、というパターンですね。
質問は具体的にきく。具体的な質問はクローズドクエスチョンなことが多い。
 残業に関して言えば、内定が出た後であれば、残業時間や残業手当の考え方などについて企業側と話を詰めるのは、なにも問題ありません。内定の承諾というシーンでも「この場で決めてください」なんて会社はほとんどないので、内定が出た後に条件面談の場を設けて、ちゃんと残業手当に関する話を聞くこと。内定を承諾するのはそのあとです。
 でも、単刀直入に「残業は何時間くらいでしょうか?」と聞くのは難しい。心証を害する恐れもある。そこで実践してほしい秘策は「条件面は具体的に聞く」というものです。
 たとえば「残業は多いですか?」と聞いても、面接官に「普通だと思いますよ」と個人的な考えを返事されるか、「人によって違う」くらいで返されて、肝心の残業時間までたどり着けない。そこで、「この仕事は忙しいと思うのですが、残業は五〇時間くらいだと考えていたらいいですか?」と具体的な数字を挙げながら聞く。すると面接官も「いや、三〇時間くらいじゃないかな」といった感じで自然に教えてくれる。警戒心を持たれることもないし、ネガティブな印象を与えることもありません。
 あるいは「この仕事だと、月に二〜三回は土日出勤が必要になると思いますが、いか がですか?」と聞いてみる。これは休日出勤を嫌がっているというより、むしろ「うちの会社で働くイメージができている」と評価されることになります。

●クローズドクエスチョン
クローズドクエスチョンとは、相手がYESかNOでしか答えられないような、答えを限定した質問のことです。逆に、YESやNOでは答えられないような質問を「オープンクエスチョン」と言い、面接官は主にこちらの質問法を使ってきます。面接の前には、オープンクエスチョン対策も忘れずにやっておきましょう。

転職トラブル回避術第13回以降は、エンゼルバンク第2巻に収録されています。