• 小畑重和(おばたしげかず)
    株式会社リクルートエージェント
    アイカンパニー校長
    (株)リクルート・人事部人材開発課長、ガテン事業部事業企画課長などを経て、2001年よりリクルートエージェントへ。「企業から期待される個人」の確立を目指す独自のキャリア論を提唱、現在キャリアスクール「i-Company」の校長を務める。共著に『アイ・カンパニーの時代』(2003年 中央公論新社)。
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アドバイザー・小畑重和 もうこんな会社は嫌だ!
「こんな会社、辞めてやる!」  誰だって、一度や二度はそう叫びたくなったことがあると思う。そしていまも、真剣に退職を考えている人はいるでしょう。
仕事の「スイッチ」と「フォーカス」を切り替えなさい!
 でも「辞表の前にもっとやってみることがあるんと違う?」というのが僕の考え。「考え方、ちょっと切り替えるだけで仕事はめちゃめちゃ面白くなるで」ってね。
 アタマを切り替えるポイントは大きく2つ。
 ひとつは「スイッチの切り替え」です。
 たとえば、飽きるくらい何回も観た映画のDVDがある。これを「もう飽きた」を捨ててしまうんじゃなく、副音声の吹き替え版で観る。あるいは字幕なしで観る。英語字幕を表示して観る。
 こうやって、ほんのちょっと「スイッチ」を切り替えるだけで、まったく違った楽しみ方ができるよね。仕事だって同じ。自分と上司の立場や視点、それから時間軸とか、いろんな「スイッチ」を切り替えたら、まったく違った風景が見えるようになるよ。
 それから、もうひとつのテクニックが「フォーカスの切り替え」。
 たとえば、目の前に空き缶の山がある。これを「ゴミの山だ」と思ったら、目の前真っ暗になるよね。でも、「リサイクル可能な資源の山だ」と思ったら、まったく価値が変わってしまう。
 つまり、仕事の「どこにフォーカスを合わせるか」ということ。いまの仕事が面白くないというのは、単にピンボケしとるだけかもしれんのやから。
 この2つの切り替え術を、僕は「スイッチ&フォーカス」と呼んでいます。今回は初回ということで簡単な概要にとどめたけど、次回からもっと具体的な話をしていきましょう。

●スイッチ&フォーカス
思考の切り替え術「スイッチ&フォーカス」には、全部で6つの種類がある。まずスイッチが「タイムスイッチ」「ズームスイッチ」「ロールスイッチ」の3種類。そしてフォーカスが「ゴールフォーカス」「チャンスフォーカス」「リスクフォーカス」の3種類だ。次号から、ひとつずつじっくり解説するので要チェックだ。