• 海老根智仁(えびねともひと)
    株式会社オプト
    代表取締役社長CEO
    1967年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、産能大学大学院経営情報学研究科(MBA課程)終了。大手広告代理店退職後、(財)社会経済生産性本部にて経営コンサルタントの認定を受け、99年9月株式会社オプト入社。同年代表取締役COO、代表取締役CEOを経て、2008年3月代表取締役社長CEOに就任。

    <会社概要>
    株式会社オプト

    eマーケティング効果測定システム『アドプラン』を武器に、ネット広告代理業で業界トップを走るeマーケティング支援企業。
    http://www.opt.ne.jp

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アドバイザー・海老根智仁 自分の「強み」を見つける方法は?やり方を一つ教えてください。
 自分の強み(または弱み)を考えるとき、もっとも大切なのは、自分の周辺の「事実情報のみをピックアップすること」です。
自分を本当に批判してくれる真の親友をつくる
 たとえば自分で「俺の強みは行動力だ」とか「対人スキルだ」と思ったとしても、それは願望なのかもしれないし、ただの勘違いかもしれない。強みも弱みも、主観では判断できないものです。
 だったら、客観によって判断するしかありません。つまり、第三者に意見してもらうわけです。
 ここでの第三者は、会社の上司や同僚ではなく、会社外の人間のほうがいいでしょう。社内の人間は、どうしても利害関係が絡んでしまうので、率直な意見を伝えてくれないことがあります。
 望ましいのは、仕事上のしがらみがまったくない人で、しかも率直に厳しい言葉も投げかけてくれる人。互いに認め合い、本音をぶつけ合える人です。年齢や役職なんて関係ありません。そして当然、こうした相手が多ければ多いほど、客観的な意見が聞けて、正確な自己分析ができるようになります。
 そのため私は、自戒の意味も込めて「毎年1人ずつ、腹を割って話せる親友を増やしていこう」とという目標を持っています。
 私自身、もう8年ほど、これを意識しながら生活しているのですが、なかなか毎年1人には達しません(現在2年に1人のペースです)。大人になって親友をつくるとは、それほど難しいものなのでしょう。
 ともかく、自己分析のポイントは自分と向き合うことではありません。逆に、信頼できる他者と徹底的に向き合うことによって、ほんとうの自分が見えてくるのです。

●強みと弱み
強みと弱みでは、どうしても弱みのほうが目立ちますし、気になります。弱みさえ克服すれば、完璧になれる気がするでしょう。しかし、弱みを消すことなどできません。そんなことを考える余裕があるなら、強みを増強する策を考えましょう。強みを伸ばしていくのは、そんなに難しいことではありません。